オラクルシルバーJavaに合格できて嬉しいので、勉強記録を残しておきます。
勉強前の筆者のレベル感
Javaの勉強を始めて半年ちょっと。
- Javaの基本文法:大体わかる。
- インスタンスとstatic:まあまあわかる。
- 例外処理:try-catchでくくる。
- ポリモーフィズム(多態性):なんとなくしかわかっていない。
- ラムダ式:よくわからない・・・。
- モジュール:全然わからない。
勉強時間と勉強方法
使用した参考書(問題集)は「Java SE11 Silver 問題集」のみ。
通称黒本と言われています。
黒本の問題を全部解いて解説をきっちり読んで理解すれば、ほぼ合格できると思います。
黒本の問題と似たようなのが本試験でもけっこう出ましたのでオススメです。
勉強時間は合計で50~60時間ほどです。
黒本を3周しました。
1周目
1~13章の問題を全問解いて解説を熟読。
1周目はぼんやりと問題を解いていただけでした。
1~11章は各2時間。
12・13章は各5時間。
模擬問題の正答率は12章44%、13章49%。

2週目
1~13章の問題を全問解いて、間違えたところと難しい問題だけ解説を読む。
間違えやすい・難しいところは全て勉強メモに残しておきました。
1~11章は各1時間。
12・13章は各2時間。
模擬問題の正答率は12章77.5%、13章83.75%。
3週目
1~11章の問題を前回間違えたところだけ解いて、さらに間違えたところだけ解説を読む。
12・13章は絶対間違えなさそうな問題以外を解いて解説をさらりと読む。
特に間違えやすい所を勉強メモに赤字で書きました。
1~11章は各15分。
12・13章は各1.5時間。
模擬問題の正答率は12章93.75%、13章90%。
試験当日
勉強メモを全部見直す。
3週目で間違えた問題だけ目を通す。


黒本の読み方
黒本は問題を全問解いてから解説を読むという作りになっています。
ですが、個人的には1問1答で解いていった方が良いと思います。
なぜなら全問解いているうちに、最初の方に解いた問題の内容を忘れてしまいます。
その状態で解説を読んでもいまいち頭に入ってきませんので。
問題の頻出ポイント4か所
きちんと計測していませんが、主観での大雑把な出題頻度です。
出題頻度☆☆☆☆☆:ポリモーフィズム
出題頻度☆☆☆:メンバ変数とローカル変数
出題頻度☆☆☆:インスタンスとstatic
出題頻度☆☆:アクセス修飾子
上記の4つが比較的出題頻度が高く感じました。
特にポリモーフィズムは何度も出てきます。
メンバ変数とローカル変数についてもthisの有無と絡めてよく出ます。
インスタンスとstaticは、staticメソッドからのアクセス範囲の問題をよく見ました。
問題の解き方3ステップ
- まず選択肢を見て、何を問う問題なのか推測する。
- mainメソッドを見て何をするコードなのか推測する。(大体System.out.prinln()がある)
- コード全体をコンストラクタ・継承関係・修飾子に気を付けつつ見て回答する。

試験申し込み時の注意点
オラクルシルバーは試験日時と場所を自分で予約して受験します。
全国にあるテストセンターで実施しており、特に決められた試験日はありません。
ほぼ毎日いつでも試験を受けられます。
予約はピアソンVUEから行います。
予約時の注意点を書いておきます。
1、再受験無料のキャンペーンコードを入力する。
ピアソンVUEで確認できます。
受験料が高額なので忘れずに。
2、日本語試験を選択する。
Java SE 11で検索するとJPNの試験が出てこないのでご注意を。
試験申し込みの手順はこちらがおすすめです(Silverでも同じ)↓↓
Java Bronze資格試験の申し込み手順がややこしすぎるぅぅぅぅ泣
オラクルシルバーの勉強をしてよかったこと
ラムダ式・匿名クラス・メソッド参照を理解できて楽しかった。
ポリモーフィズムやインスタンスとstatic等のあやふやだったところもだいぶ理解が深まりました。
エラーが出た時の対処が早くなったような気がします。

